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カナダ労働省、各州の平均賃金を改定


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カナダ労働省(ESDC:Employment and Social Development Canada)は、2022年4月30日付で、各州の平均賃金の改定を発表しました。

この、ESDCが発表する平均賃金は、Labour Market Impact Assessment(LMIA)申請で、High-Wage Positionストリームか、Low-Wage Positionストリームか、どちらストリームで申請するか判断する際の基準値となります。High-Wage PositionストリームとLow-Wage Positionストリームでは、申請書が違うだけでなく、就労ビザ保持者の人数制限の有無、申請前に必要な求人活動や、雇用主が求められるものが違います。

特に、2022年4月5日の改定で、High-Wage Positionストリームの場合は最長3年間の就労ビザ発給されるようになりました。Low-Wage Positionストリームは最長2年間です。

各州ごとの平均賃金

平均賃金と同額またはそれ以上の場合は、High-Wage Positionストリーム、平均賃金より低い場合はLow-Wage Positionストリームとなります。

州/準州平均賃金/時
April 30, 2022 以前
平均賃金/時
April 30, 2022 以降
Alberta$27.28$28.85
British Columbia$25.00$26.44
Manitoba$21.60$23.00
New Brunswick$20.12$21.79
Newfoundland and Labrador$23.00$24.29
Northwest Territories$34.36$37.30
Nova Scotia$20.00$22.00
Nunavut$32.00$36.00
Ontario$24.04$26.06
Prince Edward Island$20.00$21.63
Quebec$23.08$25.00
Saskatchewan$24.55$25.96
Yukon$30.00$32.00