チップとは、レストラン・タクシー・ルームサービスなどいわゆる「人によるサービス」に対して、受けたサービスに対する感謝の気持ちを現金であらわす事を言います。(販売業はサービスではないので、チップは支払いません)
チップの支払いは任意ですが、カナダの場合通常は課税前の10~15%が目安となります。消費税もまたおおよそ15%なので、自分が払う場合はこの額を一つの目安にするとよいでしょう。(もちろんサービスの評価として支払う、幾らにするかは客自身の意思となります)
【サービス提供側の留意事項】
- チップに関するルールは雇用主によって違いますので、雇用前に確認しましょう。
- 雇用主によっては全員のチップを集めた後等分するシステムだったり、初めから価格に含まれていたりと様々で、そのまま自分の収入になるとは限りません。
- チップを勘案して時給が州の最低賃金を下回るケースも聞かれます。法的にはチップは給料以外の収入と捉えられるので、この場合雇用者の違法行為となりますから注意しましょう。
- チップも収入の一部とみなされますが、確定申告ではチップは自己申告に基づきます。