カバーレターとは
カバーレターとはレジュメを送る際の表紙となります。仕事に応募した際は、レジュメよりも先にカバーレターを確認し、その後通過した人のみ、レジュメを確認されるので、ある意味レジュメよりも大事と言えるでしょう。カバーレターでも出来るだけ自己PRを組み込みましょう。
また、応募の多い会社では、1件につき10秒程度しか見ないので、そこで落とされた場合は,せっかく作ったレジュメも見てもらえません。カバーレターが悪いとレジュメがいくら良くても面接にまで辿り着く事ができません。カバーレターは、なるべく、相手がレジュメを見たくなるようなものを作成しましょう。
採用者の目にとまるカバーレターを作ろう!
1)用紙のサイズと内容
カバーレターもレジュメと同様に、ビジネス文書の書式で用紙1枚以内にまとめるのが基本。まず住所と日付、次に宛名、書き出し、本文、結び、署名という順序で書く。
2)本文
本文には、レジュメの中から特に協調したいポイントをピックアップし、自分が応募する職種にふさわしい人材であるかを書こう。と同時にここでは、英語表現能力が試されるところでもある。
3)結び
最後に、カバーレターとレジュメを読むために時間を費やしてくれたことにお礼を書き、面接の依頼も忘れずに。
4)チェック
カバーレターを書き終えたら、内容に漏れがないか、スペルミスがないかなど念入りに確認しよう。
- 名前と住所は間違いのないように。
- 宛先にスペルミスはないか。
- 応募の理由は簡潔に。
- 希望する職種は明確に。
- セールスポイントを強調しよう。
- 面接の依頼は必ず書こう。
これだけは避けよう!素人カバーレターの現実
自分だけでは気づかないような落とし穴に気をつけて
担当者の名前がないカバーレターは見てもらえない!?
応募するポジションや担当者にもよりますが、「担当者の名前も調べないようでは・・」とカバーレターも読んでもらえない場合もあるそうです。できるだけ Dear Mr.Sir/Madam や Dear Human Resources Manager などは避けて、担当者の名前を調べてみるべきです。担当者の名前は、希望する企業の募集広告やホームページなどでわかる場合があります。また、担当者の名前が男性にも、女性にもあるような名前の時は、電話をして調べましょう。「その企業で本当に働きたい意思をみせる」そうした努力を惜しまない人は採用者にも良い印象を与えます。
同じカバーレターを色々な企業に送らない
定型のカバーレターを作り、Dearの後に手書きで名前を入れる人もいますが、「使いまわし・・」のような印象を与えますし、採用の対象にならない場合もあります。同じカバーレターを複数に送っているのが相手にすぐわかります。その企業ごとに、営業企画や、戦略を提案してレジュメと一緒に送る人もいます。そんな中でやはり選ばれるのは、「やる気」や「あなたの意欲」が感じられるカバーレターや応募書類である、ということなのです。応募する企業ごとに、カバーレターを作りましょう。
カバーレターサンプル
カバーレター基本スタイル
英文レジュメを送る時にはカバー・レターをつけましょう。読みやすく、意欲の伝わるカバーレターを書くには基本スタイルだけにこだわらず、自分のシチュエーションに合ったカバーレターを作成することが大切です。
カバーレターサンプル 1
上記の基本スタイルに基づいて作った3パラグラフからなるカバーレター
カバーレターサンプル 2
上記の基本スタイルに基づいて作った3パラグラフからなるカバーレター